食費サバイバル!~冷凍保存の方法とコツ
節約のために毎日自炊をするようになってから、食材も底値や半額など、極力安く買うよう気を付けるようになりました。 でも、食べ切れずに腐らせたら何の意味も無いので、冷凍できる物は極力冷凍するように。 以前は使い切らないうちに冷蔵庫でぐったりさせていたほうれん草も、 今は買ってきたらすぐに全部を固く茹でて、すぐ使わない分は1回分づつラップに包んで冷凍しています。 レンジでいつでもチンして解凍し、お浸しや胡麻和えなどの料理に、お味噌汁には凍ったままお鍋にドボン。 一気に茹でるので面倒な作業も1回で済むのが良いです。 特売の時にたくさん買っても冷凍出来るものは冷凍しておけば良いので断然お得です。
ちょっとひと手間、いや馴れないうちは面倒に感じるかもしれませんが、 コツを覚えてしまえば簡単です。しかもお金だけではなく時間も節約できる冷凍技。 ここでは私が冷凍する時に気を付けている事やちょっとしたコツを紹介します。
冷凍保存しよう・目次
冷凍に不向きな食品
全ての食品が冷凍できるわけではなく、冷凍する事で味や形、品質が変化してしまい、解凍しても元の状態と著しく味が変わってしまう食品があります。でも逆にその変化を利用出来る場合もあります。例えば豆腐は冷凍し解凍するとスカスカになり元のようには戻りませんが、凍り豆腐として煮物や炒め物に使う手もあります。以下にそんな食材をまとめました。冷凍に不向きな食品と、不向きだけど利用可能な食材
レタス、きゅうりなど | 水分の多い野菜は解凍するとべちゃべちゃになりNG。 |
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豆腐 | 水が出てスカスカになる。凍り豆腐として炒め物や煮物に。 |
こんにゃく | 水が出てスカスカになる。解凍後、細切りにして金平に。 |
卵 | 生卵は殻付きのままだと殻が割れて黄身が固くなる。溶き卵状、もしくは白身と黄身を分けてなら冷凍可能。 ゆで卵はゴム状になってしまうのでNG。 |
再冷凍は避ける
再冷凍すると、その食品の細胞破壊を進めて味や風味が落ちます。しかも最近が繁殖する場合もあります。 なので、買い物したら素早く持ち帰りすぐ冷凍庫へ。
新鮮なうちに冷凍する
買ってきたらその日のうちに冷凍。
新鮮な物を新鮮なまま保存するのが冷凍の目的なので、すぐ食べる分以外はその日のうちに冷凍を。
作りたてを冷凍。
加熱調理したものも時間が立つと細菌が増えます。炊き立てごはん、カレーなどは冷めたらすぐ冷凍を。
ひと手間かけて冷凍。
肉や魚は下味をつけたり、野菜も固ゆでやみじん切りなど用途を想定して冷凍を。
低温に強い「冷凍用」梱包材を使う
普通のビニール袋では無く「冷凍用」のファスナー付きパックを使うと、より食品の酸化や乾燥を防いでくれます。 洗剤で洗って乾かせば何度でも使えます。
少量に分け、薄くして冷凍
冷凍に時間がかかると細胞の破壊が多くなり味も鮮度も落ちるので、例えばご飯を一任前冷凍するなら丸いおにぎりなどにせず、薄く平らにして冷凍します。
余分な空気を抜いて酸化&霜防止
食品の酸化を防ぐため、冷凍用のパックに薄く詰めたらなるべく空気を抜いて冷凍します。
金属製のバットにのせて冷凍
より早く凍らせるには、熱伝導率の良い金属製のバットにのせて冷凍する方法もあります。 餃子やワンタンなどは、金属製のバットにラップを敷いた上に並べてさらに上からラップをして凍らせてからバットから外し、 冷凍用のパックに移し替えて保存すると、一個一個がくっつかないし効率的に冷凍できます。