個人信用情報について
何を基準に審査されるのか
借金持ちがたとえ「借換」の為とはいえども借金を新たに組もうとする時。 なぜ「審査に通ったり、通らなかったり」そして借入出来る金額は何を基準に設定されるんだろう?
私ゆりみそが返済を決意する前、のんきに借金を重ねていた何年か前のある日。 また欲しい物が出来たので、以前30万借り完済した実績のあるNICOSカードの 「向上計画*金利9.9%に再度、今度は40万で申込をしました。
その時私は「前回きっちり返したから、それが信用となり増額出来るだろう」と思っていました。 ですが、結果は空しく(いや、今思えばそれで良かったのですが)前回と同じ30万なら貸せるとの回答だったのです。
そこで上記の疑問が浮かび上がりました。 なぜ「クレカの限度額はちょっと使えば上がるのに」、 なぜ「10万ぽっちでさえ増額してくれないの?ケチ」とさえ思いました。 いやケチで良かったです・・
個人信用情報機関なる物
が、ネットを徘徊しているうちに「個人信用情報機関」なる物がある事を知りました。
というかクレッジットカードの規約にばっちり書いてあったのですが 誰もあんな細かい字で書いてある規約なんて読まないですよね。えっ読んでます? ちなみに抜粋してみると・・・
第●条(個人信用情報機関への登録、利用) 会員の支払い能力の調査のために、当社が加盟する個人信用情報機関および 当該機関と提携する個人信用機関に照会し、~略~それを利用する事に同意します。 ~略~ 個人信用情報機関に登録される情報は、 氏名・生年月日・住所・電話番号・勤務先・勤務先電話番号・ 契約の種類・契約日・商品名・契約額・支払回数・利用残高・月々の支払状況等
・・等とばっちり書かれてあるではありませんか!
上記に加え、個人信用情報機関には 「カードの申込の事実」「客観的な取引事実」「債務の支払いを延滞した事実」が登録されるとの事。 ・・・という事はクレジットカードの申込をすると「与信」と称し審査されるけど、 審査するほうはこの「個人信用情報機関」に記載されている情報を元にしているようなのです。
主な個人信用情報機関
ここでおもむろに主な「個人信用情報機関」を書いてみます。
上に記載のサイトを見てわかったのですが それぞれ独自に定めた基準に従って審査してるらしく、 信用情報機関に事故情報がないからといって登録されるとは限らないようです。
収入等の支払能力に比べ借入残高が多いとか、 1つ1つの借入残高はそれ程多くなくても契約している借入件数が多いというような場合には貸し出しの実行やクレジットカードの発行に慎重になることもあるらしいです。
という事は。借換の為とはいえ、借金の申込には慎重にならざるを得ないです。 その「申し込んだ事実」でさえ、情報として登録されるのですから。(一定期間で消える)
例えば今は有りえない妄想物語ですが「住宅ローンを申し込む時」。 銀行によっては消費者金融の利用歴等を嫌う所があると聞いた事があります。そりゃそうですよね。。
それと例えば、クレジットカードを新規に申し込もうとするとき。 「持ってるカードの利用限度額合計(使ってない分も)が多いと審査が通りにくい」 とネットで見た事があります。(ソースが不確かなの不確かな情報なのですが・・) これは「使ってなくても、それだけ使える=債務とみなす」という事らしいです。 しかしこれはもっともではないかと納得してしまいます。
気になる方は開示も出来る。
そこで。 私ゆりみそは使っていない&これから使う予定が無いカードを全部解約しました。
いや、もちろんこれからは二度と借金はしたくないのですが 万が一住宅ローンとか組むとしたら・・そんな事がネックにならないとも限らないと思ったのです。
解約した、という情報がどのくらいで反映されるのか気になるところですが なかなかクレカの審査が通りにくい、借換の為の借金が通らない、と嘆いてるかたは ひと呼吸おき、使っていないカードを解約してみるのもひとつの手かもしれません。 あと、自分の情報がどのように登録されているのか、気になる方は開示出来るようです。 詳しくは上記の各個人情報登録機関を参照してください。
また、自分で開示の手続きをする時間が無い方などは代理でやってくれる法律事務所を利用するという手もあります。
多少費用は掛かると思いますが、専門家に任せると確実で安心ですね。